「インフルエンサー」が作る未来

世の中を変えるか!?YouTuberを始めとする、様々なインフルエンサーの可能性を考え、最新情報を発信します。

ココまで来ている!?インフルエンサーマーケ―ティングと乃木坂46

このブログを見ている方は、インフルエンサーマーケ―ティングについて熟知している人が多いとは思うが 今回は改めて、インフルエンサーについて書いてゆきたい。

インフルエンサーの元々の言葉は、 「Influence(インフルーエンス)」 である。 影響、感化、効果を意味する言葉であり、webマーケティングの業界で使用する際には 世間に大きな影響力をもつ人や事物 を表すことが多い。

[youtube https://www.youtube.com/watch?v=SXLIUul80U0?ecver=1&w=560&h=315]

特に、インターネットのような消費者が発信する形式を持つメディアにおいて、他の消費者の購買意思決定に大きな影響を与えるキーパーソンを指して、インフルエンサーと呼ぶ。 具体的には、好感度の高いタレントやファッションモデル、スポーツ選手や、特定分野に詳しい専門家や知識人、ネット上で強い影響力を持つ個人ブロガーなどが挙げられるだろう。 マーケティング会社のブルーカレント・ジャパンでは、3つのキーワードで定義付けを行っている。 「コミュニケーション力」「信頼獲得力」「情報伝播力」をすべて備えた消費者 この表現はとても伝わりやすいかもしれない。

最近では、インフルエンサーが発信する口コミなどの情報を企業の広告に組み込む、という手法が多く登場しており、市場を賑わせている。 ターゲットとなる消費者に良い影響を与えるさまざまなメディアを組み合わせ、 「企業にとっても消費者にとっても必要なメッセージ」 を効率よく伝えることで、商品の評判を良くしたり、 購入の機会を増やしたりといった効果が出ている。

数えきれないほどの商品が市場に出回る現在、広告のメッセージも爆発的に増え、 もやは情報は「氾濫している」と言っても良い状況だろう。 そのような状況の中、消費者はどのように有益な情報を判断すれば良いのか? 企業側からの一方的な広告メッセージよりも、同じ消費者として、「近い」立場から発信された体験談や評価などの口コミを重視して、商品の価値を見極める傾向が強くなっていることだろう。 今後さらに重要視されるのは間違いない。

検索技術の向上に伴い、多くの消費者が、口コミの情報検索を簡単に行うことができるようになったという背景もある。 理由は様々に存在するが、従来の広告に加えて、口コミを活用したマーケティング手法は今後も流行り続けるだろう。情報量は増加の一途を辿る訳なので当然である。 また、先ほど「近い」立場という言葉を用いたがいまや googleの検索結果はリアルではない、Instagramがリアル」 という声もある。 インフルエンサーはこの口コミを活用したマーケティングに欠かせない存在となり、口コミの発信源となったり、口コミを選別したりといった役割を果たすものとして機能する。

しかしこのようなマーケティング手法にも弱点がある。 一歩間違うと逆効果となることもありえるのだ。 消費者と対等な立場を装ったブロガーに報酬を与え、商品やサービスの評判を高める情報を書かせるいわゆる「やらせ」ブログなどが失敗例としてあげられ、炎上することも多い。 つまり、企業の“下心が見える”と反発を受けることも起こり得るということだ。 企業が特定のインフルエンサーに報酬を与えて情報を流してもらう場合は、企業がスポンサーについていることを明確化させておくべきだろう。 [youtube https://www.youtube.com/watch?v=xM6-08FMfEU?ecver=1&w=560&h=315]

こういった問題点ももちろんあるが、一方でインフルエンサーは最強のプロモーションでもある。 内容や画作りなどソーシャルメディアに投稿したくなるようなイベント設計を行うことで、よりリーチが広がり、最強のプッシュ型プロモーションとなっていくのだ。

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ここで、最後に少し違う角度からニュースを紹介しよう。

乃木坂46の新曲のタイトルは、そのままズバリ「インフルエンサー」 まさに時代を象徴するような流れである。 [youtube https://www.youtube.com/watch?v=r4SdiT7mm7Y?ecver=1] タイトルは最先端でも、曲調と映像はスペインをイメージさせる異国情緒溢れる作りであるところが印象的だ。 トップクラスの人気を誇っていた橋本奈々未が抜け、今までとは違った新しい乃木坂46のイメージを作っていく戦略なのだろう。 タイトル通り、web上でより拡散されてゆくのだろうか。 今後のインフルエンサーの動きも含めて、注目が集まるニュースの一つである。