【地方創生シリーズ①】SNSを使った町おこしが国を活性化させる
地方都市にとって、大きな話題の一つが「町おこし」である。 政府は「地方創生」をスローガンとし、様々な取り組みを行っている。 「地域が元気になれば、日本が元気になる」 国にとっても極めて重要な課題なのだ。
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▼これまでに行なわれてきた、「町おこし」の試み
「地方を盛り上げよう!」 その目的のもと、いわゆる「B級グルメ」や「ゆるキャラ」などといった 様々なアイデアが実行されてきたが、その全てが成功したわけではもちろん無い。
https://www.youtube.com/watch?v=PydmBkZSmEg ↑B級グルメNo.1を決める「B-1グランプリ」
関連記事: 町おこしの成功事例、失敗事例
▼ゆるキャラブーム到来!…しかし??
特にゆるキャラは一時期ブームになったが、一度流行を迎えるということはキャラの数も膨大に増えてしまうという問題を抱えている。結果、出番を失ってしまいなかなか効果が出ないというケースも多い
https://www.youtube.com/watch?v=bgyl6L4WUP0
関連記事: 町おこしのはずが・・・全然仕事がないゆるキャラたちが増えている
▼SNSから始まる「町おこし」
そこで最近取り上げられることが多い話題の一つが インフルエンサー を使った手法である。
今や若者の間では既存メディアよりも信頼できるインフルエンサーが地方の様子を伝えることで 新しい魅力や価値を発信するきっかけを生み出すことが可能となる。 都心部と情報をつなぐという役割も果たせることになり、 インフルエンサーを支持する者(おそらく若者だ)も、地方により興味を持つことになることだろう。
この効果はただ単に橋渡しをするだけでは終わらない。 情報が拡散されてゆく中で、その地方の問題を解消するような新たなムーブメントに発展することも起きるだろう。 ここまで来ると、もはやただのコンテンツ配信という範囲を超えてくる。 国の経済を活性化することにもつながるし、地方で働きたいという人も出てくるかもしれない。
関連記事: 就活うつで苦しむくらいなら「地域おこし協力隊」になろう!
石川県の能登市は、Instagramをうまく活用している一例だ。
のっとぐらむ
のハッシュタグをつけて投稿することで、抽選で地元の特産品が当たる。
関連記事: 能登町はインスタグラムで町おこし 地方というローテクと、SNSというハイテクを結びつけること。 そこには、新しいビジネスの可能性が眠っていると言えるのかもしれない。
https://www.youtube.com/watch?v=WsMU4OFnSeQ
↑56万回再生された、宮崎県日向市PR動画 https://www.youtube.com/watch?v=cQENbOXo15Q ↑地方でビジネス展開をするという選択肢も
▼次回は…?
バズるコンテンツを生み出す際の発想の一つである 「意外な組み合わせ」について 実際の例を元に紹介してゆきたい。
【42才の挑戦】猿岩石、有吉の"元相方"、再起をかけてYoutuberに!
▼この人物をご存知だろうか?
https://www.youtube.com/watch?v=sGx638jcCxI
広島出身 1974年生まれで現在42才。 1997年に芸能界デビュー
小学校の時からの幼馴染である、「ある人物」とコンビを結成し、一時期は日本中で話題になった。
コンビの名前は「猿岩石」
相方の名前は「有吉弘行」
だ。 分かるだろうか??
猿岩石を解散後、森脇は一度芸能界を引退し、飲食店のオーナー、ブランド品の輸入会社など職を転々としていたという。 サラリーマンとなっていた時期もあったようだが、自身には向いていないと判断。 現在では再び芸能活動を開始し、舞台やラジオ番組へ出演している。
そんな彼の最近の話題は、「Youtuberとしてデビューした」というものだ。
▼森脇和成、YouTube始めました
きっかけは「有名Youtuberから声をかけられたこと」であり、 森脇は「Youtuberは儲かっている」という印象を強く受けたらしい。 ネットの情報に疎いようだが、 「そんな自分がYoutuberになったらどうなるのか?実験してみたい」 という感覚でスタートしたようだ。
https://twitter.com/youtubesokuho/status/867312046496284672
まだ投稿数は少ないが、渋谷で路上インタビューを行う動画が 今現在の森脇の状況をよく表している。
▼街の人の声
◎22才、女性の場合 森脇「僕、知ってますか?」 女性「分かりません」
森脇「森脇って言うんだけど…」 女性「名前を聞くと分かります」
猿岩石は「有吉」の名前で知ってる、とのことだった。
◎20才、こちらも女性 森脇「僕のこと知ってます?」 女性「知らないです…」
こちらの女性も猿岩石については知っていたものの もう一人は名前については知らなかったようだ。
◎20才と19才のカップル 森脇「僕のこと知ってますか?」 二人「知らないです」 森脇「猿岩石って言葉は知ってる?」 二人「有吉の…?」 森脇「もう一人が僕です」 二人「え?」
◎26才、男性 森脇「僕、テレビに出てたんですが知ってますか?」 男性「もちろんです。猿岩石のモリワキさんですよね?」
6人目で、ようやく森脇を知る人物が現れた。
▼「昔は有名」を活かしたコンテンツ作り
実は、森脇がYoutuberになるきっかけを作ったのは「ラファエル」だ。
https://twitter.com/satoren721/status/867755336538529792
最初は「ノリ」で提案しただけのラファエルだったが、 森脇の今後の人生を変えるような展開につながってゆくのかもしれない。
https://www.youtube.com/watch?v=CzjXfd2_V3c
↑ラファエルが真剣に人気のコツを解説し、笑いも交えながら森脇が学ぶ。そしてその様子自体がコンテンツなる。
ちなみにだが、相方の有吉は森脇の再デビューについて直接コメントはしていないものの、 Youtubeに対しては否定的らしい
【伝わるコンテンツとは?】共感を呼ぶ「テンション」と「テンポ」
▼Youtuberのテンションは、いつも高い?
コンテンツを配信する上で、大事にすべき点はなんだろうか? 広く活躍するYoutuberの多くに見られる特徴としてよく上げられるものは 「テンションの高さ」 「テンポの速さ」 だと思われる。
実際、トップYoutuberと呼ばれる人々のテンションは高い https://www.youtube.com/watch?v=kpSIWllczP0
もともと陽気な人も多いのかもしれないが おそらくは動画用にある程度作っているのだろう。 「テンションの高さ」 「テンポの速さ」 を意識することで、視聴者に伝わるものも変わってくるからである。
「Youtuberから元気をもらえる」
というコメントも多い。
↑ご覧の通り、基本はとてもハイテンションなYoutuberは多い(動画はVineだが)
▼異色Youtuber「藤原麻里菜」の場合
さて、そんな中で今回は異色のYoutuberを紹介したいと思う。 女子大生発明家 と呼ばれている人物である。
https://twitter.com/jenny6510/status/844889251972071426/photo/1
現在23才の藤原麻里菜(ふじわらまりな)は毎週金曜日に動画を投稿している チャンネル名は「無駄づくり」だ
彼女が知名度を大きく上げるきっかけになったのはテレビ放送。 「月曜から夜ふかし」 という番組にて特集されたことでブレイクした。 番組内では「下町の発明女王」として登場している。
活動内容を見てゆくと 「普通とは違う、けれど日常的な視点からコンテンツを作る」 という印象を受ける人が多いかもしれない。
例えば、実際に動画のテーマとして選ばれたもの見てみよう。
・胸を大きくしたい
・こたつに入ったまま出かけられる
・確実に続けられるダイエットマシーン
彼女のモットーは 「世の中の人々が安全かつ便利に暮らしていけるような物を作る」 とのこと。
奇をてらったり、テンションやテンポの高さ、速さで押し通すという感じではない。 そもそもテンションは低めだ。 だが、そこが返って引き込まれるような不思議な魅力につながってはいないだろうか? コンテンツの内容も、意外性はなくても多くの人が興味をもつような話題と言える。
そして彼女の場合、この日常性に加え、少しシュールさというスパイスが加味される。
https://www.youtube.com/watch?v=_pXHV5mHNaY ↑好きな映画は…の質問に対しての回答も面白い。悩んだら「フォレスト・ガンプ」を見よう! https://www.youtube.com/watch?v=9t7Bg14i1d8
▼その「自然体」が最も共感を生む
冒頭に見たように、ハイテンションなYoutuberが多いなか、低めのテンションを保ち、 一風変わったことを追求する姿は新鮮に映る。 完全に素のテンションなのか、計算しているのか…それは分からないが 共感する人も多いと思う。
関連記事: 藤原麻里菜という発明家ユーチューバーがシュールで面白い! 現在チャンネル登録者数は45000人となり、なかなかの知名度となってきたのではないだろうか。
▼実は、「よしもと」の芸人だった…!
藤原麻里菜はもともと「よしもと」の養成所に入った芸人志望の人物なのだ。 はじめは若手芸人として劇場などでネタを披露していたそうだが、たまたま投稿したYouTubeでの動画が好評だったため、今はYoutubeに活動の場を動しているとのこと。
彼女はこう語っている。
私、今まで卑屈になることが多い人生だったんですよ。コンプレックスを笑いに変えるというのを覚えたのは、お笑いを始めてから。話すのが下手だったり、愛想笑いが苦手だったりして、昔から学校のグループにもなじめなくて。テレビでイケてない芸人とかを見て、そういう面白さもあるんだ、とだいぶラクになりました。
引用記事:貧乳、ブス、彼氏ナシ… 女芸人がコンプレックスを「無駄すぎる工作」にする理由
最も視聴者に近い感覚を持つYoutuberの一人だと言えるだろう。 今後の活躍にも期待したい。
【強い影響力と訴求力】マイクロインフルエンサーについて
このブログでも何度か見てきたように、「インフルエンサー」と呼ばれる人々が消費行動に様々な影響を与えている。 ところが昨今、より新しい動きが活性化しているようだ。 それが、今回のテーマとなる 「マイクロインフルエンサー」 である。
マイクロはギリシャ語で「小さい」を表す言葉だが、 主にフォロワーを数千人~1万人程度を持つような、比較的「小さい」インフルエンサーを指す。 彼らはtwitterやInstagramで活動しているケースが多い。 より、「一般的な消費者」に近い存在とも言える。
そんなマイクロインフルエンサーの動きを追ってゆくと「あること」が分かってきた。 いったい、いま何が起きているのだろうか? 今後、どのようなトレンドが生まれてゆくのだろうか?
▼影響力とは何か?
アメリカのマーカリー社が200万人のインフルエンサーについて調査して、ある重大な事実が判明した。
その前に、 エンゲージメント という概念について見ておきたい。
直訳すると「約束」や「契約」という意味になるが、ソーシャルメディアにおいて エンゲージメントとは、拡散による効果を表すものであり「繋がりの深さ」を表すとされる。
さて、先ほどのマーカリー社の調べにより、何が分かったのか? インスタグラムの投稿に対する「いいね!」の割合について調査したところ
フォロワー数1000未満のアカウントでは8% フォロワー数1000~1万のアカウントでは4% フォロワー数が1万~10万のアカウントでは2.4% フォロワー数が100万以上では1.7%
と、減少してゆくことが分かったのである。
関連記事: インフルエンサーマーケティングで大切な指標、エンゲージメントって何?
※図の青い部分がエンゲージメント。縦軸はフォロワー数を表す。
つまり、こういうことだ。 フォロワー数が多い = 影響力が強い と今までは考えられていたのだが、話は単純ではなく、 フォロワー数が多い ≠ 影響力が強い という場合もあり得る、ということを示しているのだ。
これは単純な計算問題だ。たとえば、スポーツウェア会社がフォロワー数200万の著名なソーシャルメディアユーザーと契約した場合、多数のオーディエンスにリーチすることはできるものの、その9割はスポーツファンではない可能性がある。それなら、本当のスポーツ好きにフォローされている100人の自称アスリートと契約した方が理にかなっているというわけだ。
引用記事:インスタでいま注目すべきは「マイクロインフルエンサー」:影響力が最大となる最適解
多くの人の目に止まることと、必要としている人に情報が届くかはまったく別の話なのだ。
エンゲージメント率が高いということは、「繋がりが深い」ということ。 少人数ながらも確実に目的としているターゲットに訴求できると考えられているのが、マイクロインフルエンサーなのである。 この性質から、限定されたコミュニティ内で活躍することが多い。 一例をあげておくのでチェックしてみて欲しい。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ▽料理系マイクロインフルエンサー https://www.instagram.com/p/BUfn131gy0N/
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ▽ファッション系マイクロインフルエンサー https://www.instagram.com/p/BUdQhLulgdf/?taken-by=mocchi_1126
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ▽勉強系マイクロインフルエンサー https://www.instagram.com/p/BNB25SWB33d/?taken-by=study_mako106 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 単にフォロワー数を稼げばというというわけではなく それぞれの特性を持ったマイクロインフルエンサーもうまく抱え込んでゆく必要があると言えるだろう。 ターゲットがある程度限られる、ニッチな業界・商品においては、マイクロインフルエンサーの方が効果的なケースも多いだろう。
フォロワー数の競争ではなく、サービス・コンテンツの質、多様性を持つこと。 またその点を理解し、測る指標となる「エンゲージメント」を把握することは 今後のインフルエンサー・マーケティングにおいて重要なポイントになるであろうことは間違いない。
【何が必要?】良質なコンテンツを生み出す秘訣とは?
今や小学生の将来の夢として3位にも登場するYoutuberだが、 あなたはどう思われただろうか?
Youtuberなどのオンラインクリエイターに対し、 「好きなことができて幸せそう」 という意見もあれば、 「好きなことをしているだけで、楽そう」 という声も存在する。
今回は「人気Youtuber」になるために必要な能力を見ながら、その人気の秘訣について考えてゆきたい。
▼コンテンツを生み出す際に必要なことは3つある
YouTubeに動画を投稿するにあたって必要なことは3つあると言われている。
①企画 ②撮影 ③編集
「broadcast yourself」 と、Youtubeが打ち出しているように、動画を投稿することはまさに 「あなた自身の番組を持つ」 ということに等しいのだ。 つまり、テレビ番組を制作する過程と殆ど変わりはない。
プロデューサーであり、カメラマンであり、エディターであり、エインターテイナーでもある YouTuberという人は個々がそういった存在であり、 MCNはテレビ局に近いとも言える。
YouTubeで色々な人に評価してもらうためには何より「企画力」が必要だ。 自分で市場(ユーザーの動向)を分析して、何がウケるのかを考え、どのような動画にしたら拡散されるのかなどを考えぬくことが要求される。
https://twitter.com/snowyowl_4/status/867031710591995904
例えば、以前このブログでもゲーム実況について書いたが、 「ゲームというコンテンツ」 がすでに用意されているので作成しやすいと感じる人も多い中、何か付加価値を付けてゆかないと 「ただのよくあるゲーム実況」 で終わってしまう場合も多い。 だからこそ、何かの縛りをゲームに設けたり、プレイ人口が少ないマイナーなゲームを扱う、などがヒットする場合があるのだ。 もちろん、ただゲームをプレイするだけはなく、効果的な編集を行っているものも人気が出やすい。
https://www.youtube.com/watch?v=wZ8MKHfLfyk
▼Youtuberを目指すということは、結局どういう意味なのか?
有名YouTuberの人はだいたい元々違うお仕事をしてて、その延長や趣味絡みでYouTubeに動画投稿したら有名になったというパターンが殆どだと言われている。 言い換えると、Youtuberに初めからなろうという考えを持っていた人は少ないということだ。
https://twitter.com/ryukou_ouhito/status/866255241242595328
そもそもヒカキンやはじめしゃちょーが何年もの間トップユーチューバーであり続けられるのは運や才能以上に「努力」があるからなんです。毎日コンスタントに2,3本もの動画を配信し続けるのは相当な努力が必要ですし、努力により撮影・編集技術もどんどん上達しています。さらには体を張った企画、これも視聴者を楽しませる為の努力です。
もし、運良く動画がヒットしても、努力をしない、実力も無いでは、ただの一発屋で終わりです。継続的に「当たり」を出せるのは努力によって実力が身についているからなんですよね。
引用記事: 底辺ユーチューバーは「努力」が足りない。努力次第で好きなことで生きていく事は可能!
確かに、Youtuberは「好きなことで生きている」と言えるかもしれない。 ただし、それと同時に「好きなことに努力し続けている」とも言えるだろう。
https://twitter.com/limithihia/status/845940734381350912
しかし、Youtuberになる過程でこれらの能力を伸ばし、 クリエイターとして成長してゆく人も多い。 Youtuberは、クリエイターを育てるプラットフォームとも言えるだろう。
今回紹介した企画、撮影、編集の3点を小学生から学び、実行してゆくことで 将来大物Youtuberが誕生することも有りえるかもしれない。
【きっかけは?】なぜあの人はYoutuberになったのか?
Youtuberという職業や、クリエイター、インフルエンサーという存在はまだまだ歴史が浅く、 時代の流れによりふとしたきっかけによって始める場合も少なくない。
今回はそういった Youtuberを始めたきっかけ について、現在活躍中の人物たちを追って見てゆきたい。
https://www.youtube.com/watch?v=l0o-gZJJf6E ↑登録者数500人も立派なYoutuberだ。
▼まずはHIKAKINの場合
https://www.youtube.com/watch?v=4wWdotL-OKs
彼は元「スーパーの店員」だったというのは有名な話だ。 運搬作業や、レジなどを担当していたとのこと。 しかしその頃からビートボックスで生計を立ててゆくことについて考えていたようだ。
関連記事: 【首都圏面から】HIKAKINさん(24)ヒューマンビートボクサー、妙高市出身
どちらかというと 「人前に出ることは苦手」 という理由で、Youtubeに動画を投稿を始めるヒカキン。
「スーパーマリオブラザーズのテーマソングをヒューマンビートボックスでやってみた」 がヒットしたことも大きな出来事だったが、 転機は、アメリカのトップYouTuberの講演を聞く機会があったことも大きい。
https://www.youtube.com/watch?v=DGayAOx90uE
そこで初めて「Youtubeに動画をアップすることで生活をしている」という人物が存在していること知ることになる。 彼が世界的に有名になる、そのビジョンが生まれたのはこの瞬間なのかもしれない。 その後の大活躍は、お馴染みだろう。
https://www.youtube.com/watch?v=2GmcMqHCuS4 ↑米ロックバンド「エアロスミス」とも共演!
▼マホトの場合は…?
彼の場合は、ニコニコ動画にアップされていた「じゃんけん」の動画を見て友達と真似したことがきっかけになるようだ。 ところが、学校で撮影をしていたことで動画の投稿を辞めるように言われたことも…
高校に進学し、また動画投稿を続けることになるが その後MEGWINやダンテの影響を受けて再生数を伸ばしてゆく 彼の場合は何か特殊なきっかけというよりも、着実に伸びてきたという印象を受ける。
ただ、HIKAKINもそうだが「目立ちたい」「何か発信したい!」という動機が強いわけではないようだ。 むしろ、あまり社交的ではない人のほうがweb上で自分を表現することに向いているのかもしれない。
▼子どもたちのために、Youtuberとなった人物
最後に紹介するのは、このブログでもはじめて取り上げることになる 「教育ユーチューバー」 葉一(はいち)という人物。 チャンネル登録者数は20万人以上となっている。 https://www.youtube.com/watch?v=_uP9SPi3dto もともと塾講師をしていた葉一は、仕事をしてゆく中で月謝が高くて通えない子どもの存在を知り 家庭環境に関係なく、教育を届けたい…という想いから投稿をスタートした。 今も教育関係の仕事をしながら、あくまで副業としてYoutubeに動画を投稿しているようだ。
彼自身は高校時代に良い教師との出会いがあり、 「この先生のようになりたい」 「子どもたちを精神的にもフォローしたい」 と考えるようになった。これが今も彼のクリエイターとしての信念となっている。
また、そのために一度営業の仕事に就きコミュニケーションスキルを磨くなど 計画的に自分のキャリアを積み上げているのだ。
つまり 「自分の目標のためにも、Youtubeというツールでコンテンツを届けたい」 という考え方や生き方を求めるのは、ごく自然だと言える。 Youtubeはもともと好きだともコメントしている葉一だが、 当然それだけではない理由が背景には存在するのだ。
投稿を続けて現在ではもう4年 勉強だけではなく、いじめや悩みの相談などを受けることもあるとのこと。 今では確実に多くの子どもの成長に必要な存在となっていることだろう。
https://twitter.com/yuhei_math/status/821009418003189761
↑彼の活動は教育そのもののありかたに関連していると言っても良い。
学校の教育現場を一気に全て変えることは難しいです。私はこれまでの「学校」「塾」の二本柱に加えて、「インターネット」が三本目の柱になると考えています。三本目の柱の一人として、教育YouTuberをしています。組織ではない、一人の男の活動からでも、教育を支える力になることを証明するつもりです。 参考) 教育YouTuber葉一氏がインタビューで語る「教育の今と未来」
【まずチェック!】ゲーム実況を始める際に注意すること
前回から見ているように、手軽に始めやすいことが「ゲーム実況」の特徴だ。 マイクやキャプチャボードなどがあればすぐに作成できるのだが 最近はスマートフォンやPS4で配信している人も多いだろう。
関連記事: DeNA、スマホ画面をそのままライブ配信できるアプリ「Mirrativ」をリリース
また、PS4にはブロードキャストやクリップという機能を使うことで ニコ生やtwitch、USTREAMに配信できる仕組みもある。 コントローラにあるSHAREボタンを押してちょっと入力するだけで、動画が配信可能となるのだ。
▼そのゲーム、実況しても大丈夫?
お手軽な分、重要なポイントとなるのが「許可」 前回の記事でも触れたように、メーカーから許可を得て配信しているかどうかは しっかり確認しておきたい。
関連記事: 【ゲーム実況・後編】ゲームから生まれたクリエイターたち
まだまだ現状は「削除されていないから大丈夫だろう」と勝手にアップしている実況主も多くいるようだ。 また、 削除されない=許可されている というわけでもない。 「宣伝効果を考えてゲーム会社が黙認している」という場合もありえる。 さらに大物ゲーム実況主のところには「このゲームをぜひやって欲しい」というオファーがきているという噂もある。
様々なケースがあるようだが、ゲーム実況の裏には複雑な問題があることは理解しておいて欲しい。 最近では「ぷよぷよ」や「ドラクエX」などの様にプレイ動画の動画サイトへの投稿を許可しているゲームタイトルも存在する。
▼実況の許可については、このサイトをチェック!
このように、複雑なゲームメーカーと著作権を取り巻く状況について把握しておくことが大事になるが 下記の2サイトをしっかり確認しておけば安心だろう。
関連記事: VIPで初心者がゲーム実況するにはwiki
関連記事: 【実況者向け】実況許可が降りている人気ゲーム一覧【パート1】
実況を始める前に行う準備として、こういったルールのチェックも忘れずに行っておいて欲しい。
https://twitter.com/tomo_rice_/status/855985062755483648
↑ゲーム実況を配信する目的も明確にしておきたい。
▼やはり、MCNに所属したほうが安心か?
最後に、こういった権利関係のことをクリアにして配信してゆくためにも MCNに属するという 「UUUM」や「ガジェクリ」はゲーム実況者に対してのフォローも厚い。
関連記事: UUUM、ガジェット通信と業務提携 -ゲーム実況の更なる発展を目指して、ゲーム実況クリエイターの発掘、育成、サポートを強化-
https://twitter.com/shiba25803690/status/851230502920962049
↑Youtuberによる商品紹介などの意味合いも、今後変わってゆくのかもしれない。
https://twitter.com/Nemumo_nico/status/855978813431459840
↑ゲームはあくまで著作物。今後はこのように表記が入るようになってゆくのかもしれない。