「インフルエンサー」が作る未来

世の中を変えるか!?YouTuberを始めとする、様々なインフルエンサーの可能性を考え、最新情報を発信します。

【伝わるコンテンツとは?】共感を呼ぶ「テンション」と「テンポ」

▼Youtuberのテンションは、いつも高い?

コンテンツを配信する上で、大事にすべき点はなんだろうか? 広く活躍するYoutuberの多くに見られる特徴としてよく上げられるものは 「テンションの高さ」 「テンポの速さ」 だと思われる。

実際、トップYoutuberと呼ばれる人々のテンションは高い https://www.youtube.com/watch?v=kpSIWllczP0

もともと陽気な人も多いのかもしれないが おそらくは動画用にある程度作っているのだろう。 「テンションの高さ」 「テンポの速さ」 を意識することで、視聴者に伝わるものも変わってくるからである。

「Youtuberから元気をもらえる」

というコメントも多い。

https://vine.co/v/hrv5AKZqxBu

↑ご覧の通り、基本はとてもハイテンションなYoutuberは多い(動画はVineだが)

▼異色Youtuber「藤原麻里菜」の場合

さて、そんな中で今回は異色のYoutuberを紹介したいと思う。 女子大生発明家 と呼ばれている人物である。

https://twitter.com/jenny6510/status/844889251972071426/photo/1

現在23才の藤原麻里菜(ふじわらまりな)は毎週金曜日に動画を投稿している チャンネル名は「無駄づくり」だ

彼女が知名度を大きく上げるきっかけになったのはテレビ放送。 月曜から夜ふかし という番組にて特集されたことでブレイクした。 番組内では「下町の発明女王」として登場している。

活動内容を見てゆくと 「普通とは違う、けれど日常的な視点からコンテンツを作る」 という印象を受ける人が多いかもしれない。

例えば、実際に動画のテーマとして選ばれたもの見てみよう。

・胸を大きくしたい

・こたつに入ったまま出かけられる

・確実に続けられるダイエットマシーン

彼女のモットーは 「世の中の人々が安全かつ便利に暮らしていけるような物を作る」 とのこと。

奇をてらったり、テンションやテンポの高さ、速さで押し通すという感じではない。 そもそもテンションは低めだ。 だが、そこが返って引き込まれるような不思議な魅力につながってはいないだろうか? コンテンツの内容も、意外性はなくても多くの人が興味をもつような話題と言える。

そして彼女の場合、この日常性に加え、少しシュールさというスパイスが加味される。

https://www.youtube.com/watch?v=_pXHV5mHNaY ↑好きな映画は…の質問に対しての回答も面白い。悩んだら「フォレスト・ガンプ」を見よう! https://www.youtube.com/watch?v=9t7Bg14i1d8

▼その「自然体」が最も共感を生む

冒頭に見たように、ハイテンションなYoutuberが多いなか、低めのテンションを保ち、 一風変わったことを追求する姿は新鮮に映る。 完全に素のテンションなのか、計算しているのか…それは分からないが 共感する人も多いと思う。

関連記事: 藤原麻里菜という発明家ユーチューバーがシュールで面白い! 現在チャンネル登録者数は45000人となり、なかなかの知名度となってきたのではないだろうか。

▼実は、「よしもと」の芸人だった…!

藤原麻里菜はもともと「よしもと」の養成所に入った芸人志望の人物なのだ。 はじめは若手芸人として劇場などでネタを披露していたそうだが、たまたま投稿したYouTubeでの動画が好評だったため、今はYoutubeに活動の場を動しているとのこと。

彼女はこう語っている。

私、今まで卑屈になることが多い人生だったんですよ。コンプレックスを笑いに変えるというのを覚えたのは、お笑いを始めてから。話すのが下手だったり、愛想笑いが苦手だったりして、昔から学校のグループにもなじめなくて。テレビでイケてない芸人とかを見て、そういう面白さもあるんだ、とだいぶラクになりました。
引用記事:貧乳、ブス、彼氏ナシ… 女芸人がコンプレックスを「無駄すぎる工作」にする理由

最も視聴者に近い感覚を持つYoutuberの一人だと言えるだろう。 今後の活躍にも期待したい。